イギリスやアメリカではメジャーになっているCFDですが、日本においてはそれほどメジャーな投資手段として認知されていないのが現状です。
従って、株取引やFX等と比較すると参入している企業も少なく、其れゆえのリスクも存在します。
そのリスクの一つが、「投資家の資産の保全」の問題です。
取引をする際に投資家は業者へ証拠金として資産を差し入れます。
金融商品取引法上、会社の資産と顧客の資産を個別に管理する区分管理が義務付けられてはいますが、これは預けた資産の法的な保全を強制するものではありません。
従って、万が一業者が破たんなどした場合には、顧客は自分の手で債権(証拠金)の回収を行わなければならず、場合によっては回収できないということも多分に考えられます。
FX業者などでは、信託契約などで、顧客の資産の保全を行う業者も増えてきていますが、CFDでは参入している業者も少なく、競争が激しくないということもあり、そこまでの制度が確立しているとは言えません。
今後、CFD取引がメジャーかしてくればFX業者と同様、信託契約による資産の保全を行う業者も増えてくるでしょうが、現段階では注意が必要でしょう。